Echo Wang Krystal Hu Sabrina Valle
[ニューヨーク 19日 ロイター] - 米人工知能(AI)開発企業オープンAIは、競合アンソロピックが11月中旬に予定している上場に先立ち、投資家からのコミットメントを確保するために急ピッチで動いている。関係筋2人が明らかにした。オープンAIの企業価値は1兆4000億ドルを超えるとみられているという。
同筋によると、オープンAIは似たような投資家層を取り込んでいるアンソロピックに先んじたいという意向を持っているほか、新モデルのリリースを受けた最近の収益成長を生かしたいと考えている。
同筋の1人は、ソフトバンクグループ、アブダビに拠点を置くMGX、オープンAIのその他の既存出資者が約300億ドル規模の資金調達ラウンドへの参加について協議していると明らかにした。
オープンAIは先週、ロングオンリーファンドや政府系ファンドと面会。一方、アンソロピックは独自のインベスター・デーを開催していた。関係筋によると、オープンAIの資金調達ラウンドは、この規模の案件としては異例なほど迅速に進む見通し。
同社に詳しい投資家によると、新規株式公開(IPO)市場の悪化により2027年に予定されている上場がさらに遅れる場合、オープンAIは巨額のインフラ投資を賄い、バランスシートを強化するためにも資金が必要だという。
オープンAI、ソフトバンクGはコメントを控えた。アンソロピックとMGXはコメント要請に応じていない。