[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米財務省が16日発表した8月の対米証券投資統計によると、海外勢の米国債保有残高は9兆3310億ドルと、前月の9兆2480億ドルから増加した。2カ月連続の減少から増加に転じた。英国とカナダの保有が増加をけん引した。
前年同月比では1%弱の増加にとどまった。
日本の保有高は8月に1兆0680億ドルと、7月の1兆1030億ドルから3.2%減少し、4カ月連続の減少となった。ただ、日本は海外勢としては依然として米国債の最大保有国だ。保有額は2021年11月に1兆3250億ドルでピークを付けた。
海外勢の保有額で2位の英国は、8月の保有高が前月の9983億ドルから1.1%増の1兆0090億ドルとなり、初めて1兆ドルの大台を突破した。
中国の保有高は5907億ドルと、7月の6180億ドルから2.4%減少し、2008年8月以来の低水準となった。減少は3カ月連続となった。中国は海外勢の保有額で依然として3位だが、8月の保有額は前年比で約16%減少した。
米国債は1089億ドルの買い越しとなった。7月は36億ドルの売り越しだった。
米社債は416億ドルの買い越しとなり、前月の269億ドルから増加した。
対米証券投資は1998億ドルの買い越し。前月の874億ドルから増加した。