Noel Randewich
[16日 ロイター] - 米国株式市場は反落して取引を終えた。人工知能(AI)向けクラウドサービス大手コアウィーブやブロードコムなどAI関連のハイテク株が再び売られたほか、原油価格の急伸も重しとなった。
エヌビディアが出資するコアウィーブは12%下落。直近5営業日の下げ幅は約25%となった。同社の社債は今週、大きく売り込まれ、利回りは15%を超えた。
ブロードコムは4.5%下落。フィラデルフィア半導体指数は3.8%安となり、2008年以来となる8営業日続落となった。
USバンク・ウェルス・マネジメントのシニア投資ストラテジスト、ロブ・ハワース氏は「市場には幾分の警戒感がある。とりわけ原油高は、株式の株価収益率(PER)を圧迫しがちだ。投資家は週末に向けてリスクを取るよりも慎重な姿勢を取ろうとしている」と述べた。
ナスダック総合は週前半からの下落幅を拡大した。多額の債務を抱えるAIインフラ企業が、借り入れコストの上昇が見込まれる中、債務返済に見合うだけの利益を期日までに計上できないのではないかとの懸念が圧迫した。
S&P総合500種の主要11業種のうち6つが上昇。エネルギーが2.47%上昇でトップ、公益事業が1.4%上昇と続いた。
その他の個別銘柄では、電気自動車(EV)大手テスラは3.1%下落。同社は、ロケットのような推進装置(スラスター)を搭載した新デザインのスポーツカー「ロードスター」を公開し、2028年に生産を開始すると発表した。
動画配信大手ネットフリックスは2.8%下落。同社は、最高コンテンツ責任者として元ディズニー幹部のピーター・ライス氏を起用すると発表した。
来週からは第3・四半期決算シーズンが本格化し、テスラ、メタ・プラットフォームズ、プロクター・アンド・ギャンブルなどが決算を控える。LSEGのデータによると、アナリストは四半期利益がAI関連の大型株にけん引され、平均で30%超急増すると予想している。
S&P総合500種では値下がり銘柄数と値上がり銘柄数がほぼ拮抗した。
米取引所の合算出来高は186億株。直近20営業日の平均は177億株。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 52002 -175. -0.34 52308 52582 5184
.41 28 .28 .32 7.94
前営業日終値 52177
.69
ナスダック総合 26140 -572. -2.15 26652 26674 2602
.03 99 .99 .66 3.10
前営業日終値 26713
.03
S&P総合500種 7659. -84.6 -1.09 7745. 7756. 7631
44 2 32 84 .77
前営業日終値 7744.
06
ダウ輸送株20種 19879 -226. -1.13
.83 85
ダウ公共株15種 1081. +15.4 +1.45
98 8
フィラデルフィア半導体 11137 -443. -3.83
.29 93
VIX指数 19.99 +3.53 +21.4
5
S&P一般消費財 1850. -21.8 -1.17
08 3
S&P素材 645.4 +4.39 +0.68
4
S&P工業 1420. -0.74 -0.05
06
S&P主要消費財 982.2 +12.7 +1.31
4 2
S&P金融 923.3 +4.48 +0.49
6
S&P不動産 269.1 +1.03 +0.38
0
S&Pエネルギー 1049. +25.2 +2.47
61 5
S&Pヘルスケア 2059. -5.33 -0.26
72
S&P通信サービス 464.6 -11.6 -2.45
7 7
S&P情報技術 6910. -179. -2.54
58 94
S&P公益事業 428.9 +5.94 +1.40
3
NYSE出来高 14.85
億株