Trevor Hunnicutt Nandita Bose Jasper Ward
[ワシントン 16日] - ホワイトハウス当局者は16日、ザカリア新報道官が解任されたと明らかにした。これに先立ち、トランプ米大統領はザカリア氏に対し、世間の厳しい注目を受けたことを踏まえ、職務を再考するよう伝えていたと述べていた。
ザカリア氏を巡っては、就任から1週間足らずの間に弁護士資格を巡る疑問が浮上。ザカリア氏は前日に司法試験に合格していないと認めていた。
トランプ氏は記者団に対し「私は彼女に『幸せでいる方がいいと思う。この仕事をしていて本当に幸せになれるか分からない。決して楽な仕事ではない』と言った」とし、「正直に言って、『私があなただったら考え直すだろう。よく考えてみるべきだ』と伝えた」と語った。FOXニュースはその後、ホワイトハウス当局者の話として、ザカリア氏が報道官職を「離れつつある」と報じていた。
トランプ大統領は9日、8月に退任したレビット報道官の後任として、ザカリア氏を報道官に指名したと発表。ザカリア氏は12日に報道官に就任し、13日に初めてホワイトハウスで記者会見を行ったばかりだった。
ザカリア氏は、報道官就任について連絡を受けたのは7日で、9日に正式な打診を受けたとしている。13日の記者会見ではわずか3人の記者の質問に答えただけで、15分足らずで会見を打ち切った。
トランプ氏はザカリア氏の起用を発表した際、同氏を弁護士と紹介。ただその後、カリフォルニア州のペパーダイン大学ロースクールを卒業したザカリア氏が実際に司法試験に合格し、弁護士資格を持っているかどうかを巡り疑問の声が上がっていた。ザカリア氏は15日夜、FOXニュース番組のインタビューで、司法試験に合格していないと認めた。