Kentaro Sugiyama
[東京 15日 ロイター] -
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 157.88/157.9 1.1215/1.1217 177.08/177.10
0
午前9時現在 157.97/158.0 1.1194/1.1195 176.85/176.86
0
NY午後5時 158.31/158.3 1.1156/1.1159 176.62/176.68
4
午後3時のドルは、前日ニューヨーク市場終盤に比べてドル安/円高の157円後半となっている。朝方は158円前半で推移していたが、米長期金利の低下に歩調を合わせてドル売りが優勢となり、一時157円半ばまで下落した。同水準では下げ渋ったものの、米金利の戻りが限られる中、朝方の水準を回復するには至らなかった。
前日海外時間は米消費者物価指数(CPI)が市場予想を上回ったことを受けてドル買いが強まり、159円近辺まで上昇したが、その後は米金利が上昇幅を縮小し、ドル買いが一服した。
東京時間は米国市場での人工知能(AI)関連株の下落でAI投資への懸念が浮上し、リスク回避ムードが強まった。米金利が低下し、ドルはほぼ全面安。日本と韓国での株安も投資家心理を冷やした。
午前に行われた日銀の小枝淳子審議委員のあいさつはタカ派的と受け止められ、為替市場では円高材料になったとの声も出ていた。
小枝委員は「物価上昇リスクが相応にあることを踏まえれば、利上げに過度に慎重になることはない」と述べたほか、中立金利水準は推計レンジ下限目安の1%より相応に上にあるとの考えを示した。
市場からは「コメント自体はタカ派的だが、日銀の利上げペースの一段の加速を意識させるようなものではない。小枝氏の説明全体のトーンは大きく変わっておらず、引き続き利上げ姿勢を示したという見方でよいのではないか」(SMBC日興証券の丸山凜途シニア金利・為替ストラテジスト)との声が聞かれた。
午後の記者会見で小枝氏は、今後の利上げについて「特定のペースを考えているわけではない」などと話した。