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[ワシントン/北京 14日 ロイター] - ホワイトハウスの新報道官に就任したケイティ・ザカリア氏について、就任前の弁護士としての経歴に疑問が浮上している。

12日にホワイトハウス入りしたザカリア氏は、政界に入る前に弁護士業務に従事していたと説明しており、トランプ氏も同氏を弁護士と紹介している。

しかしロイターは、ザカリア氏が米国のいずれかの州または首都ワシントンで弁護士として登録されていたことや、弁護士会に所属していたことを示す記録を確認できなかった。

リンクトインのプロフィールによると、同氏は2011─13年に北京の中倫法律事務所でアソシエイトを務め、24─25年には、トランプ氏の盟友リック・グレネル氏が設立した政策提言団体「フィックス・カリフォルニア」で法務責任者を務めた。

グレネル氏は、ザカリア氏について「シニアアドバイザーとして多くの異なる役割を担っていた」とし、「われわれの弁護士を務める外部の法律顧問を統括する業務も含まれていた」と説明した。

中倫法律事務所はコメント要請に返答していない。ホワイトハウスも、ザカリア氏の法律分野での経歴や資格に関する質問に回答しなかった。

ザカリア氏は14日の声明で「必要な資格を全て備えた上で、国際取引に関する法律業務に従事していた」と表明した。

関係者によると、トランプ氏は政権に関する報道に懸念を示し、自らの実績をより広く伝えられる新たな報道官が必要だと考え、ザカリア氏を起用した。

ある当局者によると、中間選挙が間近に迫る中での起用に、ホワイトハウスの一部職員は驚いたという。

ザカリア氏は13日の初の記者会見で、わずか3人の記者から質問を受けただけで、15分足らずで会見を終えた。一部のメディア評論家や政治アナリストは同氏の対応を批判したが、トランプ氏は記者団に「とても良かったと思う」と語った。

ペパーダイン大学によると、ザカリア氏は11年に同大学で法学位を取得した。米国で弁護士資格を持つ人はほぼ全員がまず法学位を取得するが、ロースクールを修了しても、州の司法試験に合格しなければ米国で合法的に弁護士業務を行うことはできない。

ザカリア氏は13日、どこで司法試験に合格したのかと記者から問われ、「中国に移った時だ」と答えた。

中国では法律により、弁護士業務に従事するには中国籍が必要とされる。外国人職員は法律問題について助言したり相談に応じたりできるが、弁護士業務を行うことはできない。

ヒューストン大学の法学教授レネー・ネイク・ジェファーソン氏は、ザカリア氏の資格を巡る議論は「職業上の呼称を巡る言葉の問題」を超えた「国民の信頼に関わる根本的な問題」だと述べた。

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