Colleen Goko

[ヨハネスブルク 14日 ロイター] - アフリカ諸国は金融市場の構築が着実に進んでおり、企業やインフラ事業の資金調達に資するものの、流動性の低さが投資誘致や成長資金確保の障害であり続けていることが、Absa銀行とシンクタンクのOMFIFがまとめた年次調査報告「2026年アフリカ金融市場指数」で明らかになった。

調査対象であるアフリカ29カ国のうち21カ国でスコアが上昇した。インフレの緩和や外貨準備の強化、規制改革が市場の深化に寄与した。平均スコアは56と、10年前に集計を開始して以降で最高だった。

国別のスコアは南アフリカが首位を保ち、モーリシャスとナミビアがそれに続いた。最も躍進したのはカーボベルデで、外貨準備の強化と、新たな持続可能なファイナンスの取り組みにより順位を6つ上げて13位となった。

ガーナは、インフレの低下、株式市場の活発化、経済状況の改善が債務危機からの回復を後押しし、順位を四つ上げて6位となった。

ボツワナとナイジェリアはそれぞれ順位を二つ下げて7位と8位。ナイジェリアは外貨アクセスの悪化と透明性スコアの低下が、ボツワナはインフレの進行がそれぞれ響いた。

同指数は、株式・債券市場、外貨へのアクセス、年金貯蓄、経済状況、規制などを分析し、各国ごとに資金調達と資金移動の円滑度を測定している。

報告書は、金融商品や市場インフラの拡大が継続的な取引拡大に結びついておらず、流動性が引き続き課題だと指摘した。

また、貿易摩擦の高まり、ウクライナや中東での戦争、高止まりするエネルギーコストがアフリカ大陸全体の経済的安定を脅かす可能性があるとも警告した。

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