Maki Shiraki
[東京 14日 ロイター] - ドローン(無人機)を手掛けるテラドローンは14日、連結孫会社でウクライナの防衛ドローン企業クーリン・テクノロジーズ(以下、クーリン)が同国国防省傘下の防衛調達局(DPA)の入札に参加し、迎撃ドローンを納入したと発表した。機数は非公表。
DPAは日本の防衛装備庁に相当し、ウクライナ軍向け兵器・ドローンなどの調達を担う機関。クーリンの迎撃ドローンは、ウクライナの精鋭部隊「第3軍団」をはじめとする最前線の部隊ですでに実戦運用されているが、DPAを通じて納入するのは初めて。機体性能が評価された。これまでは各部隊に販売していたが、DPAを通じて一括納入することができ、営業効率が高まる。
納入したのは主力製品「KT━1」と「KT━2」で、操縦者がゴーグルを着用してドローンカメラがとらえた映像をリアルタイムで見るFPVドローン、偵察ドローンなどの小型無人機の迎撃を想定している。
クーリンは4月に事業を開始以降、年間1万2000機を超える迎撃ドローンの生産体制を構築した。テラドローンは今後、クーリン製品のウクライナ軍内での導入拡大やDPAを通じた継続受注を目指す。グループ各社の迎撃ドローンについても販売機会の拡大を図る。