Jack Queen Jan Wolfe
[ワシントン 13日 ロイター] - 米首都ワシントンの連邦地裁は13日、米メディアのCNN、MS NOW(旧MSNBC)、ポリティコの記者によるホワイトハウスへの立ち入りを認める命令を延長した。トランプ大統領が3社の記者をホワイトハウスでの取材から排除したのは違法である可能性が高いと判断した。報道の自由を巡る訴訟でトランプ氏に不利な判断が再び示された。
ティモシー・ケリー連邦地裁判事は、記者らの取材を認めるよう命じた9月24日の措置について詳述する文書を公表した。
報道各社や報道の自由を擁護する団体は、トランプ氏が気に入らない報道をした記者に対し、憲法に反する報復措置を取っていると非難している。
9月の命令は、CNN、MS NOW、ポリティコの記者によるホワイトハウスへの立ち入りを一時的に認めるものだった。13日に出した仮差し止め命令は、控訴裁判所(高裁)が解除しない限り、報道各社が起こした訴訟で判事が最終判断を下すまで効力を持つ。
ケリー判事は判断の中で、トランプ氏が各社の報道に偏りがあり不正確だと考えて立ち入りを禁じたのは同氏の公の発言から明らかだと指摘。政府側の弁護士が後に法廷で主張したような、国家安全保障上の懸念が理由ではなかったとした。
「端的に言えば、これは見解を理由とした違法な差別だ」と記した。一方で「この判断がトランプ氏の不満には根拠がないと示していると受け取るべきではない」と述べた。
ケリー氏はトランプ氏が1期目の2017年に任命した。