Timour Azhari

[リヤド 13日 ロイター] - サウジアラビアが主催する国際投資会議「フューチャー・インベストメント・イニシアチブ(FII)」について、同国政府は対面とオンラインを組み合わせたハイブリッド形式での開催を検討している。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。週末に首都リヤドの空港が攻撃を受けて死者が発生し、参加者の間で渡航計画を見直す動きが広がっていることが背景にある。

第10回となるFIIは今月後半、リヤド西部にあるキング・アブドルアジズ国際会議センターで開催される予定。今回の措置により、現地参加を見送る企業関係者もオンラインで会議に参加できるようになる見込みだ。一方関係者の1人によると、一部の参加者は予定通り渡航する見通しで、リヤド以外の空港や近隣の湾岸諸国に到着した後、車でリヤド入りする案も検討されている。

サウジ政府メディア局はロイターのコメント要請に直ちには応じなかった。

週末の攻撃前に公表されたFIIインスティテュートの声明には「数千人の代表団をリヤドに迎える第10回FIIの開催に向け、参加者の安全と健康を最優先事項としている」と記されている。また主催者側は攻撃発生後、会議を予定通り開催すると表明していた。

世界の首脳や大企業の経営者、金融関係者が多数参加することから、FIIは世界経済フォーラム年次総会になぞらえて「砂漠のダボス会議」と呼ばれている。

FIIのウェブサイトに6日付で掲載されたプログラム案によると、米金融大手ゴールドマン・サックス のデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)兼会長、英スタンダード・チャータード銀行 のビル・ウィンターズCEO、米シティグループのジェーン・フレーザーCEOらが講演者として参加する予定となっている。

シティグループとゴールドマン・サックスは両CEOの出席についてコメントを控え、スタンダード・チャータード銀行も直ちにはコメントしていない。

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