[13日 ロイター] - 米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は、年内にあと1回の利上げが適切との見方を依然として維持しているものの、現時点で連邦準備理事会(FRB)が2027年に再び利上げする必要があるとは考えていないと述べた。ブルームバーグ・ニュースが13日に伝えた。
ウィリアムズ総裁はインタビューで、「あと1回の利上げが適切との私の見方は変わっていない」と述べ、年内の追加利上げを支持する姿勢を示した。27年については「現時点でこれ以上の対応が必要と考える理由はない」と言及。データ次第で見通しが変わる可能性に含みを残し、「来年については様子を見守る必要がある。まだ10月中旬だ。米経済はさまざまな要因の影響を受けており、われわれはデータを注視し続けなければならない」と語った。
また同総裁は、インフレ率は時間をかけてFRBの目標である2%に向かって鈍化していくと予想していると述べた。ただ、短期的なインフレ圧力は中東での戦争に伴うエネルギー価格の高騰の影響を受けていると指摘。ハイテク部門への投資もインフレ押し上げ要因になっているとの見方を示した。
「依然としてディスインフレの力が働いていると信じている」とした上で、「来年はインフレがかなり鈍化し、通年でみれば、全体のインフレ率は目標の2%近辺になるとみている。これは私が言及した要因、すなわち関税の影響が完全に過去のものとなることを反映している」と語った。
さらに、「来年以降はエネルギー価格がインフレを押し上げることはないと引き続き考えている」とした上で、米国経済は全体として過熱している状況ではないと述べた。