[ワシントン 13日 ロイター] - トランプ米大統領は13日、米国は引き続きウクライナと情報共有を行っており、ロシアとウクライナの戦争終結を望んでいると述べた。
トランプ氏は記者団に対し「われわれはウクライナを支援しており、情報も共有している」とし、「戦争の終結を望んでいる。そのため、戦争を終わらせるためにウクライナともロシアとも協議を続けている」と語った。
その上で、ロシアのプーチン大統領とウクライナのゼレンスキー大統領は共に戦争終結を望んでいると指摘。ただ、両者の間には「多くの憎しみ」があるため、終戦への道筋を見いだせていないとの考えを示した。
トランプ氏は9日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、ロシアが米国と世界市場にディーゼル(軽油)を供給することで合意したと発表。ウクライナ侵攻を受けて導入された米国の対ロシア・エネルギー輸入規制に抵触する可能性があるとして、与野党双方の米議員から批判が出ている。
ロシアがディーゼル取引による収益を兵器調達に充てる可能性に関する記者団の質問に対しトランプ氏は直接の回答を避け、「これはディーゼルを巡る合意で、われわれのためのものではない。世界市場向けに供給されるもので、米国向けに供給されるものではない」と述べた。
ウクライナとの情報共有を巡っては、ウクライナ空軍はロシアが12日夜に首都キーウに向けて弾道ミサイル6発を発射した際、事前の監視・警戒情報がなかったと明らかにしていた。ロイターなどは、米当局者がウクライナに対しロシアの製油所への攻撃を停止しなければ、情報共有や武器売却を打ち切る可能性があると警告したと報道。ただ、ウクライナのシビハ外相はこの日、ウクライナは米国から引き続き情報提供を受けていると述べていた。