ダットンによると、リスクを見極めるためには犬種や猫種よりも普段の行動に注目する必要がある。
「おもちゃをズタズタにして断片をのみ込んでしまう犬のリスクは、ただ縫いぐるみを優しくくわえて歩き回るだけの犬とは全く違う。子犬や好奇心の強いペットの方が、トラブルを起こしやすい傾向もある」
特定の疾患のせいで異物の誤飲が増える可能性もある。例えば内分泌疾患がある場合、食欲が増して異物をのみ込むリスクが高くなることがある。
飼い主は、ペットがおもちゃにどう接しているのかを注意深く見守る必要がある。「飼い主には、自分の子はおもちゃで遊んでいるのか、それとも食べようとしているのかと尋ねている」とダットンは話す。
CPSのリポートによると、味や香りの付いた噛むおもちゃ、「壊れにくい」とうたったおもちゃ、おやつとして食べられる部分と食べられない部分を組み合わせたおもちゃは特に危険が大きい。
最も不安なおもちゃとしてダットンは、小さすぎてのみ込んだり喉に詰まらせたりしかねない製品、壊れてバラバラになる製品、外れやすい部分があったり、音が鳴ったり、ひもやリボンが付いたりしている製品を挙げる。
骨や角や蹄など、非常に硬い噛むおもちゃについても、歯が折れたりけがをしたりするリスクがあるとして注意を促した。
おもちゃの安全性は時間の経過とともに変化する。
「買った時にはちょうどいいサイズだったものも、古くなれば誤飲リスクが高いおもちゃに変わる」
けがのリスクを減らすためには、ペットの大きさや噛み方に合ったおもちゃを選び、遊んでいる時は目を離さず、傷んだ部分がないかどうか定期的に点検し、部品が外れるようになったら破棄するよう、ダットンはアドバイスしている。
特に猫のいる家庭では、ひも付きのおもちゃは猫が届かない場所にしまい、見守りながら遊ばせる必要がある。
もしもペットがおもちゃをのみ込んでしまった疑いがあれば、症状が表れるのを待つのではなく、すぐ獣医師に相談しなければならない。
「何よりも、これを読んで『ペットにおもちゃを与えてはいけない』と受け止めないでほしい。遊んで刺激を与えるのは大切なこと。飼い主にはペットの習性に合ったおもちゃを見つけてもらい、いつまでも安全な状態が続くおもちゃは存在しないと認識してほしい。もしもペットが断片を引きちぎってのみ込むようになったら、そのおもちゃは取り上げなければならない」
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