[11日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムが人工知能(AI)新興企業デカートの買収に向けて協議しており、買収額は約70億ドルに達する可能性があると、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が11日、関係者の話として報じた。
• デカートのウェブサイトによると、同社のモデル「ルーシー」はライブ映像をリアルタイムで編集できる。ロボットや自動運転システムの訓練・試験に使うシミュレーション環境を生成するモデル「オアシス」も開発している。
• WSJがピッチブックのデータを基に報じたところによると、デカートの5月時点の評価額は40億ドル近くだった。同社には米半導体大手エヌビディアが出資している。
• ロイターは現時点で報道を確認できていない。デカートとアマゾンのコメントは得られていない。
• 報道によると、交渉が決裂したり、別の買い手候補が現れたりしなければ、近く合意に至る可能性がある。
• ブルームバーグによると、アンソロピックは9月、デューデリジェンス(資産査定)を実施した後、デカートの買収を見送ることを決めた。同社は8月、60億ドル規模となる可能性のある取引を検討していたという。
• デカートは5月、ラディカル・ベンチャーズ主導の資金調達ラウンドで3億ドルを調達し、エヌビディアが新規投資家として参加した。