トランプ米大統領は11日、ロシアとウクライナが双方のエネルギー関連施設への攻撃停止で「合意した」と自身の交流サイト(SNS)に投稿した。即時発効するとしたが、詳細は明らかにしていない。ウクライナのゼレンスキー大統領は、合意は初耳とし、詳細を待っていると述べた。

ロシア政府は、この発表についてコメントしていない。トランプ氏はここ数日、ウクライナに対し、ロシアの製油所への攻撃を停止するよう強く圧力をかけていた。

トランプ氏は「ロシアとウクライナの戦争で、エネルギー関連施設への攻撃停止が即時発効する。双方が合意した。破ってはならない!」と投稿した。

ゼレンスキー氏は、米ニュースサイトのアクシオスとのインタビューで、トランプ氏の投稿で合意を初めて知ったと述べた。その後、通信アプリ「テレグラム」に「ウクライナは停戦を支持する。ロシアも支持することが重要だ。米国側からの詳細を待っている」と投稿した。トランプ氏の発表について、北大西洋条約機構(NATO)のルッテ事務総長、カナダのカーニー首相、フィンランドのストゥブ大統領と協議したと明らかにした。「ウクライナとしては、緊張緩和に向けた措置、人命の保護、そして戦争を終結させて永続的な平和を保証するために必要な決定を、常に全面的に支持する」と述べた。

ゼレンスキー氏は夜の定例ビデオ演説で、ロシア軍がエネルギーインフラへの空爆を続けており、ウクライナ第2の都市ハルキウの熱電併給施設も攻撃されたと述べた。ウクライナ当局者は、この攻撃がトランプ氏の発表後に起きたことを確認した。

ゼレンスキー氏は11日これより先、ロシアがウクライナの電力インフラへの攻撃を停止する場合に限り、ロシアの製油所への攻撃を停止する用意があるという従来の方針を改めて示した。いかなる合意にも「真の保証」が必要だと指摘し、「エネルギーインフラへの攻撃は早ければ今日にも停止できるが、プーチン(ロシア大統領)がそれを望んでいない」と述べていた。

「ウクライナは新しい大統領を選べ」