[ニューヨーク 9日 ロイター] - 米国株式市場は、主要3指数が揃って上昇して取引を終えた。投資家の関心は、本格化する第3・四半期決算発表や、インフレ指標の発表が予定される来週に移っている。
主要3指数は週間でもプラスとなった。ただ、小型株で構成するラッセル2000指数は前週末終値を下回って引けた。
ベアードの投資ストラテジーアナリスト、ロス・メイフィールド氏は「イランを巡るセンチメントが反転するなど、相場はこれまでと同様に一進一退の展開だ。ホワイトハウスや中東関係者から相反するヘッドラインが出ており、方向感がない」と指摘。「このため、今回の上昇は比較的勢いを欠く」と付け加えた。
第3・四半期の決算発表シーズンは来週本格化する。米大手銀のウェルズ・ファーゴ、ゴールドマン・サックス、シティグループ、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、モルガン・スタンレーが決算を発表する予定だ。
LSEGのデータによると、アナリストはS&P500構成企業の7─9月期利益が前年比30.6%増加すると予想。セクター別ではエネルギーが123%、テクノロジーが66.5%と、前年比で最大の増益率が見込まれている。
この日は、S&P500の主要11セクターのうち、下落したのはコミュニケーション・サービスのみだった。
人工知能(AI)関連銘柄は総じて上昇。ラウンドヒル・マグニフィセント・セブンETFは1%上昇した。
米実業家イーロン・マスク氏率いるスペースXは8日、全米をカバーする低周波数帯の利用権を取得する契約を結んだ。
これを受けて通信大手TモバイルUS、AT&T、ベライゾンは8.8─13.3%下落した。
アップルは1.1%下落した。メモリーチップのコスト高騰と値上げが消費者需要を冷やす中、同社が一部サプライヤーに対し、新発売した「iPhone18 Pro」と「iPhone18 Pro Max」向け部品の生産を削減するよう指示したと報じられた。
ニューヨーク証券取引所(NYSE)では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.65対1の比率で上回った。ナスダックでは値上がり銘柄が値下がり銘柄を1.38対1の比率で上回った。
米取引所の合計出来高は143億7000万株。直近20営業日の平均(177億6000万株)を下回った。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 51654. +423. +0.83 51258 51765 5125
95 31 .95 .11 8.95
前営業日終値 51231.
64
ナスダック総合 27366. +172. +0.64 27342 27395 2725
17 83 .27 .41 4.03
前営業日終値 27193.
34
S&P総合500種 7811.5 +46.1 +0.59 7786. 7820. 7779
4 8 36 57 .34
前営業日終値 7765.3
6
ダウ輸送株20種 19804. -4.93 -0.02
14
ダウ公共株15種 1055.9 +8.09 +0.77
6
フィラデルフィア半導体 12572. -51.3 -0.41
42 0
VIX指数 14.84 -0.57 -3.70
S&P一般消費財 1886.4 +31.3 +1.69
1 8
S&P素材 629.99 +4.04 +0.65
S&P工業 1432.6 +7.03 +0.49
1
S&P主要消費財 935.21 +1.06 +0.11
S&P金融 910.52 +8.17 +0.91
S&P不動産 266.03 +4.90 +1.88
S&Pエネルギー 999.67 -1.84 -0.18
S&Pヘルスケア 1992.6 +31.0 +1.58
0 3
S&P通信サービス 472.26 -1.89 -0.40
S&P情報技術 7380.9 +26.5 +0.36
9 8
S&P公益事業 420.54 +3.40 +0.81
NYSE出来高 11.39億
株
シカゴ日経先物12月限 ドル建て 69120 - 350 大阪比
シカゴ日経先物12月限 円建て 69085 - 385 大阪比