[9日 ロイター] - LSEGのIBESが集計した8日のデータによると、STOXX欧州600種指数構成企業全体の2026年7─9月期の利益は、前年同期比21%増と見込まれる。欧米で長期金利が高水準で推移し、市場環境が厳しさを見せる中、エネルギーや資源関連の企業が全体を押し上げる見通しだ。
26年4─6月期の23.9%増を下回るものの、四半期利益の伸び率としては、過去4年間で2番目の高さとなる見込み。エネルギー企業は約2.2倍と伸びが高水準で、これを除くと9.7%増となる。不動産企業は71.5%の減益になると見通した。
全体の売上高も10.6%増と、好調に推移しているとみられる。
ドイツ銀行は今週初めのリポートで「需要は堅調で、企業はコスト増を価格に転嫁でき、売上高の増加につながっている。燃料高に伴うコスト増加の影響は、強調されているほどは大きくはない」と指摘した。
来週は、オランダの半導体製造装置メーカーASMLホールディングやスウェーデン通信機器大手エリクソンなどが決算発表を予定している。