Bo Erickson Gram Slattery
[ワシントン 9日 ロイター] - トランプ米大統領は、2009年に南部テキサス州のフォートフッド陸軍基地で13人を殺害した銃撃犯の死刑執行をライブ配信するという前例のない措置について沈黙を保っている。
米国防総省は、同陸軍基地で銃を乱射し13人を殺害した元陸軍精神科医のニダル・ハサン死刑囚について、12月3日に予定されている軍による銃殺刑の執行をライブ配信すると明らかにした。銃殺刑は1945年以来初めてとなる。
トランプ氏はホワイトハウスで9日に開かれたイベントで、ハサン死刑囚が銃殺刑に処されると述べたものの、ヘグセス国防長官が8日に発表した(死刑執行を中継する)計画についてはコメントしなかった。
ホワイトハウスは、関連する全ての質問を国防総省に委ねている。
今回の決定を巡っては、一部の共和党議員からも批判の声が上がっている。共和党のトム・ティリス上院議員(ノースカロライナ州選出)は交流サイト(SNS)への投稿で、この計画を「嫌悪感を超えるものだ」と非難。「公開処刑はイランやアフガニスタンのような抑圧的な独裁政権が行うことだ」とし、「米国でそんなことがあってはならない」と述べた。