[ロンドン 1日 ロイター] - 英住宅金融大手ネーションワイド・ビルディング・ソサエティーが1日発表した9月の英国の住宅価格は、前年同月比の伸び率が2025年12月以来の低水準となったほか、前月比では予想外に下落した。イランでの戦争に伴う借り入れコストの上昇が需要を圧迫したことを示した。

前年比では0.8%上昇と、8月の1.6%から半減した。ロイターがまとめたエコノミスト予想の1.3%上昇も下回った。

前月比では0.2%下落した。市場予想は横ばいだった。

ネーションワイドのチーフエコノミスト、ロバート・ガードナー氏は「市場の取引活動と住宅価格はここ数カ月低調に推移しており、不透明な経済情勢を一部反映している」と分析した。「地政学的な緊張は依然として高く、中東の紛争がエネルギー価格を押し上げ、インフレ懸念をあおっている」と指摘した。

エネルギー価格の上昇が基調的な物価上昇圧力に波及していない兆候がある一方、イングランド銀行(英中央銀行)が利上げに踏み切るとの投資家の予想が、住宅ローン金利の上昇圧力となり続けていると述べた。

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