90歳まで生きる人と、そうでない人を分けるものは何なのか。新たな研究によると、その答えは数十年前からの生活習慣や健康状態にあるのかもしれない。
数千人の男性を成人期の大半にわたって追跡したところ、中年期に心血管疾患のリスク因子を多く抑えられていた人ほど長生きする可能性が高く、高齢になっても心身ともに健康で充実した生活を送っていることがわかった。
中年期から健康的な生活習慣を維持していた人ほど、その恩恵は大きかった。ただし、研究を率いたティモ・ストランドベリ名誉教授は、喫煙、血圧、コレステロールといった主なリスク因子を改善するのに「遅すぎることはない」と話す。
「肥満については、中年になる前から予防するのが望ましい。ただし高齢になってから減量する場合は、筋肉が減らないよう、運動や適切な栄養摂取と組み合わせながら慎重に行う必要がある」
今回の研究は、フィンランドの健康な男性2690人を平均42歳から晩年まで追跡した長期研究「ヘルシンキ・ビジネスマン研究」のデータを用いたものだ。研究結果は、『ヨーロピアン・ジャーナル・オブ・プリベンティブ・カーディオロジー』に掲載された。
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