Joshua McElwee Elizabeth Pineau
[パリ 25日 ロイター] - ローマ教皇レオ14世は25日、国連や他の多国間組織が危機に直面していると述べ、国際対話が「茶番」と化す恐れがあると警告した。国連教育科学文化機関(ユネスコ)のパリ本部で行った演説で語った。
教皇はこの日、4日間の日程でフランス入りした。演説では、特定の個人名を挙げることなく、法の支配を軽視する世界の指導者らを非難し、「権力者は、法を尊重する代わりに、自らの利益にかなう時にだけ法を持ち出し、自分たちの行動を制約する時には無視する。正義そのものをまるで売買するための商品のように扱っている」と述べた。
さらに、国連や他の多国間組織は「実効性の危機に直面している」とし、「対話は、平和のための資源ではなく行動の障害と見なされ、共に公益を追求する機会ではなく、茶番として扱われている」と語った。
2025年5月に初の米国出身教皇として就任したレオ14世は、今年に入り、イラン戦争を批判してトランプ米大統領の怒りを買った。