[ロンドン 25日 ロイター] - 英政府は25日、国内の企業がドローンスウォーム(無人機の群れ)向けの新たなAI(人工知能)モデルを開発するために、ウクライナからの戦場データを利用できるようになると発表した。

• バーナム英首相とゼレンスキー・ウクライナ大統領との間で結ばれた合意により、ウクライナ国内で無人航空機システムによって収集された画像や動画のデータベースへのアクセスが許可されることとなった。このデータベースには、戦車、大口径の火砲 、防空システム、歩兵、空中目標など、600万件以上の物体検知データが含まれている。

• 英政府によると、ドローンスウォームは自律的に飛行・航行・走行し、AIを活用して協調し、脅威や標的を識別し、意思決定を行う。また、こうした作戦には常に人間の関与があるとも付け加えた。

• ストリーティング英国防相は声明で「実戦データへのこの世界初のアクセスにより、英国企業は防衛イノベーションの最前線を押し広げ続け、敵を抑止し、国内の安全を確保するとともに、ウクライナをさらに強化することができるだろう」と述べた。

• このデータベースへのアクセスは、最大12社の英国企業に提供される。各社は自社の取り組みがウクライナおよび英国の防衛要件の両方に適用可能であることを示す提案書を提出しなければならない。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。