Nupur Anand Pete Schroeder Saeed Azhar

[ニューヨーク/ワシントン 25日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)が、大手銀行に対する厳格な監督を発動する資産規模の基準を引き上げる計画を進めていることが、関係者4人の話で明らかになった。実現すれば、一部の銀行はコストのかかる追加規制を回避できるようになり、業界再編を促す可能性がある。

関係者によると、FRBは近く、健全性審査(ストレステスト)や流動性、資本などに関するより厳格なルールが適用される資産規模の基準について、インフレと経済成長を反映するよう見直しを提案する見通し。関係者のうち3人は、FRBが年内にも変更案を提示するとみている。

現行の規則では、銀行の資産規模が1000億ドルに達すると規制が厳しくなり、2500億ドル、さらに7000億ドルで段階的に強化される。銀行側は、2019年に設定されたこうした基準が経済実態に即しておらず、実際のリスクに見合わない厳しい監督を強いられていると主張している。

関係者によると、FRBは最上位の基準を1兆ドル近くに引き上げるほか、より低い基準で適用される規制の一部について、適用基準を1500億ドル近くに引き上げる計画だ。

FRB報道官はコメントを控えた。

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