Takahiko Wada

[東京 25日 ロイター] - 日銀が25日に発表した8月の消費者物価のコア指標によれば、価格の変動が大きい生鮮食品に加え、ガソリンの暫定税率廃止や補助金などの「特殊要因」を除いた消費者物価指数(特殊要因を除くコアCPI)は前年比2.6%上昇した。伸び率は7月の2.3%から拡大し、23カ月連続で2%以上となった。

総務省が18日に発表した8月の全国コアCPIは1.7%の上昇で、伸び率は前月の1.8%から縮小し、8カ月連続で2%を下回っていた。8月はエネルギー関連政策による押し下げ効果が7月より大きく出た。中東情勢の緊迫化によるコスト上昇分の転嫁なども見られたことで、特殊要因を除いたコアCPIの伸びが加速したとみられる。

生鮮食品・エネルギー・特殊要因を除くCPI(特殊要因を除くコアコアCPI)は2.2%上昇。伸び率は前月から横ばいだった。食料・エネルギー・特殊要因を除くCPIは1.8%上昇で、伸び率は前月の1.6%から拡大した。

上昇率分布で上下一定割合を機械的に除いた「刈込平均値」は2.2%上昇で、伸び率は2カ月連続で2%台となった。品目のウエートを加味した際の分布で中央の値である「加重中央値」は1.5%上昇に加速、反対に最も頻度の多い上昇率である「最頻値」は1.3%上昇とやや鈍化した。

8月の上昇品目の比率は74.3%で、前月の72.4%を上回った。下落品目の比率は21.2%で、前月の23.3%を下回った。

日銀は3月から消費者物価のコア指標を拡充して公表している。

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