Jarrett Renshaw Nicole Jao

[ワシントン/ニューヨーク 24日 ロイター] - 関係筋によると、ライト米エネルギー長官はここ数日、米大手製油会社の複数の幹部と接触し、軽油(ディーゼル燃料)輸出の自主的な制限への支持を打診した。トランプ政権は禁輸措置に代わる選択肢を模索している。

企業に自主的な協力を求める動きは、燃料価格の急騰に対し政権が取り得る選択肢が限られていることを浮き彫りにしている。11月の中間選挙を前にトランプ政権は軽油価格の引き下げへ圧力にさらされているが、輸出禁止など強硬な措置に踏み切れば製油所に混乱をもたらし、他の燃料価格が押し上げられる可能性がある。

トランプ氏は22日、軽油輸出の制限を支持すると表明。この発言をきっかけに、代替措置の検討が始まった。ライト氏は同日、輸出禁止は望ましくないとして自主的な取り組みを求める考えを示したが、具体的な内容には触れなかった。

関係筋はライト氏が接触した企業名を明らかにしなかった。政権がどの程度の自主的な制限を求めているのか、またこうした取り決めがどのように監視・執行されるのかも、直ちには明らかになっていない。旺盛な需要と記録的な輸出収入の恩恵を受ける業界側が、要請をどう受け止めたのかも不明だ。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。