[メキシコ市 24日 ロイター] - メキシコ銀行(中央銀行)は24日、市場の予想通り政策金利を6.50%に据え置いた。ただ、今後も借り入れコストを現行水準に維持すると示唆していたフォワードガイダンス(先行き指針)の文言は削除した。
決定は5人の理事の全会一致だった。中銀は声明で、今後の政策決定に当たっては、進行中のディスインフレの過程と、為替相場の消費者物価への波及、経済のスラック(需給の緩み)の状況、インフレ期待など、判断材料の動向を考慮すると表明。
過去3回の声明では、現行の金利水準を今後も維持することが適切との見解を示していたが、今回はこの文言が削除された。
中銀は、総合インフレ率が2027年第4・四半期に目標の3%に収束するとの見通しを維持し、インフレのリスクバランスは引き続き上振れに傾いているとの認識を示した。
また、米国の経済政策や地政学的紛争に起因する不確実性を指摘。一方、予測期間を通じて経済のスラックが継続すると見込まれるほか、経済活動には依然として大きな下振れリスクがあるとした。
米連邦準備理事会(FRB)が今月利上げを決定したことについては、メキシコの金融政策がFRBの動きに自動的に追随する必要はないとした。