Miho Uranaka

[東京 24日 ロイター] - 米金融大手JPモルガンは24日、日本事業を統括する李家輝氏がグローバル・インベストメント・バンキング(IB)部門のグローバル・チェアに就任すると発表した。日本およびアジア太平洋地域(APAC)への長期的なコミットメントを示す人事で、アジアを拠点とするグローバル・チェアの起用は初めてと広報が認めた。李家氏の後任には、アジアの債券・株式資本市場の統括などを担ってきたフランチェスコ・ラヴァテリ氏が就く。いずれも12月1日付で、当局などの承認を経て正式決定する。

李家氏は2012年にシニア・カントリー・オフィサーおよびJPモルガン証券社長兼CEO(最高経営責任者)に就任し、日本におけるJPモルガンの事業基盤拡大と成長をけん引してきた。今後はシンガポールへ拠点を移し、日本やアジアを含むグローバルの顧客基盤強化や事業成長を担う。

ラヴァテリ氏は現在、ロンドンを拠点にコーポレートおよびプライベートサイド向けセールスにおけるエクイティ・クレジット業務のグローバル統括責任者を務めている。また、JPモルガン・チェース銀行東京支店長には、投資銀行部門でM&Aや資本市場案件に携わり現在は法人営業本部共同本部長を務める加藤政紀氏が就任する予定。

企業統治改革や事業再編を背景に大型M&Aやクロスボーダー案件が活発化し、海外投資家による日本企業への投資や日本企業による海外企業買収の動きも続く中、グローバル投資銀行各社は日本の事業強化を進めている。

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