Noriyuki Hirata
[東京 24日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は続伸し、前営業日比1.33%(864円46銭)高の6万5883円41銭となった。国内連休中の米国市場での人工知能(AI)・半導体株高を織り込んで、関連株を中心に買いが先行した。一方、前日の米国市場は株安となっており、買い一巡後は伸び悩んだ。日米で金利が上昇基調にあることへの警戒感がくすぶったほか、米中首脳会談を控えた様子見姿勢もうかがわれた。
・日経平均はAI・半導体株がけん引し、一時6万6000円を2週間ぶりに回復。
・アドバンテストとイビデン、東京エレクトロンの3銘柄で日経平均を約600円押し上げ。
・日経平均は一時1.89%(1230円16銭)高の6万6249円11銭に上昇。その後は伸び悩み。
・米長期金利は2007年7月以来の高水準で高止まりし、投資家心理の重しに。
・国内長期金利は3.055%と、1996年8月以来の高水準。
・時間外取引の米株先物の軟調な値動きも上値を抑制。
・ベセント米財務長官が23日、米中が貿易休戦を延長することで合意したと明らかにしたとの報道。
・中国の習近平国家主席は23日、訪問先のワシントンに到着後、中国と米国はライバルではなくパートナーであるべきと表明。
・TOPIXは0.12%高の4096.01ポイントで午前の取引を終了。
・東証プライム市場の売買代金は4兆8731億1300万円。
・東証33業種では、値上がりは電気機器や非鉄金属、ガラス・土石製品など16業種、値下がりは電気・ガスやサービス、保険など17業種。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが828銘柄(53%)、値下がりは670銘柄(43%)、変わらずは56銘柄(3%)。
<しんきんアセットマネジメント投信 シニアファンド・マネージャー 藤原直樹氏>
「連休中の米半導体株高にさや寄せした後は材料に乏しい」
「米中が貿易休戦を延長すると伝わり、米中首脳会談はこじれることはなさそう」
「(日銀会合を通過し)銀行株は出尽くしの動き。過度なタカ派日銀への思惑は後退か」