[22日 ロイター] - 大塚製薬と米アイオニス・ファーマシューティカルズ は22日、両社が共同で開発中の遺伝性の筋萎縮性側索硬化症(ALS)治療薬「ウレフネルセン」について、後期臨床試験で主要目標を達成したと発表した。詳細は以下の通り。
• ウレフネルセンは、運動を制御する神経細胞に損傷を与える希少な遺伝性ALSの一種であるFUS変異型ALS(FUS-ALS)患者において、プラセボ(偽薬)群と比較して機能を改善し、生存期間が延びた。
• 現在、FUS-ALSの遺伝的原因を標的とする承認済み治療法は存在しない。
• ウレフネルセンはまた、神経細胞の損傷関連のマーカーを低減し、疾患の進行を遅らせた。
• 大半の副作用は軽度または中等度で、両社は同薬の良好な安全性が示されたと述べた。
• 両社は迅速承認の道筋を模索する中、米食品医薬品局(FDA)および世界の保健当局とこの結果について協議する計画だ。
• ウレフネルセンはFUS-ALSに関連するFUSタンパク質の産生を抑制するよう設計されている。
• これとは別に、大塚製薬は試験に参加できないFUS-ALS患者を対象とした世界的な早期アクセスプログラムを開始した。これにより、医師は承認前にウレフネルセンの利用を要請できるようになる。