[パナマ市 25日 ロイター] - パナマ運河庁は25日、一部の船舶が最近、パナマ運河の通航枠を確保するために入札で100万ドル以上を支払ったと明らかにした。世界的な貿易の需給変動を理由に挙げている。

同庁は先週、年内の追加制限は予定していないとするそれまでの姿勢を覆し、船舶通航数に新たな制限を設けると発表。エルニ​ーニョ現象長期化予想で方針を転換した。

9月4日から1日当たりの通航数を34隻に制限し、同15日にはさらに32隻に引き下げる。パナマ運河の1日当たりの処理能力は約40隻で、6月までの平均通航数は35隻だった。

同庁によると、昨年10月から今年2月にかけての入札における価格の中央値は平均で約5万5000ドルだったが、最近の需要の高まりにより、中央値はその約3倍の水準まで押し上げられている。

ブルームバーグ・ニュースが25日に報じたところによると、ある韓国の海運会社は9月1日の運河通航に対し、過去最高となる530万ドルを支払うことに合意。海運業界の報告によると、今月に入ってから支払われた460万ドルというこれまでの最高記録を上回った。

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