Hiroko Hamada
[東京 26日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は小幅続伸し、前営業日比0.56%(371円12銭)高の6万6227円55銭となった。指数寄与度の高いAI(人工知能)・半導体株の下落が重しとなる場面があったが、売り一巡後、日経平均はプラス転換。米エヌビディアの決算発表を控えて手掛けにくさも意識され、方向感は乏しかった。
・日経平均は前営業日比0.38%(251円94銭)安でスタートした後、0.71%(465円)安の6万5390円55銭まで下落。前日に堅調だったAI関連株にポジション調整の売りが出て、指数を押し下げた。
・国内金利の低下や原油価格の下落が支えとなり、相場全体では底堅い動き。プライム市場では7割近くの銘柄が上昇。
・物色面では、医薬品株や銀行株が堅調。市場では「ハイテク株が上昇する中で出遅れていた銘柄群が買われ、セクターアロケーションの動きがみられる」(国内証券・ストラテジスト)との声。
・TOPIXは0.61%高の4118.44ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は3兆3221億0600万円。
・東証33業種では、証券、商品先物取引、医薬品、銀行など24業種が値上がり。海運、石油・石炭製品、金属製品など9業種は値下がりした。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1087銘柄(69%)、値下がりは409銘柄(26%)、変わらずは59銘柄(3%)。
<岩井コスモ証券 投資調査部フェロー 有沢正一氏>
「エヌビディア決算に注目が集まる中、動きづらい状況が継続。決算は良い内容が出てくると予想されており、今後の見通しに関してどのようなコメントが出てくるか見極めたい投資家が多いのではないか」
「足元の日経平均は6万5000円円台で値固めの様相。企業決算が良好だったことから、イベント通過後は上方向を試す展開を想定」