[シドニー 26日 ロイター] - オーストラリア統計局が26日発表した7月の消費者物価指数(CPI)は前月比1.0%上昇し、市場予想(0.8%上昇)を上回る伸びとなった。燃料費や旅行費の上昇を受けた。中でも3カ月連続で下落していた燃料価格が7.5%上昇した。
前年比の伸び率は、昨年からの大幅な上昇分が除外されたため、3.8%から3.5%に鈍化。予想は3.3%上昇だった。
コアインフレ率を示すトリム平均値は前月比で0.5%上昇。1年ぶりの大幅な伸び。予想の0.3%上昇を上回ったことで、追加利上げリスクが高まった。前年比の伸び率は3.6%。
豪中央銀行はコアインフレ率を2─3%の目標に戻すため、今年に入って3回の利上げを実施している。
市場参加者は来月に4回目の豪利上げが行われる確率を17%から36%に引き上げた。ドイツ銀行は9月の0.25ポイント利上げを予想している。
オックスフォード・エコノミクス・オーストラリアの経済調査担当責任者ハリー・マーフィー・クルーズ氏は「インフレ率が依然として高止まりし、豪中銀の楽観的な予測通りに低下しないという現実的なリスクがある」と述べた。