Richard Cowan
[ワシントン 25日 ロイター] - 11月の米連邦上院選に向け、南部サウスカロライナ州で25日に行われた共和党予備選決選投票で、故リンゼー・グラム上院議員の妹ダーリン・グラム氏(62)が勝利したと、米メディアが伝えた。支持を表明していたトランプ大統領にとって追い風となる。
ダーリン氏は兄のリンゼー氏が7月に死去したことを受け、残りの任期の来年1月初めまで議席を引き継ぐ暫定議員に任命されていた。今回の決選投票でラルフ・ノーマン下院議員を破り、11月の本選で任期6年の上院議席を争う。
本選では民主党候補の小児科医アニー・アンドリュース氏と対決するが、保守色の強い同州では容易に勝利すると予想されている。
トランプ氏は自身のスーパーPAC(政治活動委員会)「MAGA INC」から多額の選挙資金を拠出してダーリン氏を支援。21日には応援演説に駆けつけ、「投票用紙に載っているのは私だ」などと述べていた。
今回の予備選は、今年の中間選挙でトランプ氏が有権者に対して持つ影響力を試す試金石の一つとみられていた。
今回の選挙サイクルでトランプ氏が支持を表明した候補の勝敗はまちまちで、世論調査では物価上昇やイランとの戦争が引き続き重しになっていることが示されている。