5年をかけて実現した家族の夢
『牛来』は、大連璟園文化影視伝媒の創業者である34歳の辛宇萌(シン・ユーモン)と、その母親による5年以上にわたる取り組みの集大成だ(辛の本業は造園・景観設計だ)。
辛は中国メディア『観察者網』に対し、アニメーションを独学し、監督、モデリング、アニメーション、編集、男性キャラクターの声など、映画製作の大半を自ら手がけたと語った。母親の孫麗芳(スン・リーファン)は脚本を執筆し、女性キャラクターの声を担当したほか、エンディングテーマを作曲して自ら歌ったという。
物語の中心となるのは、タイトルにもなっている子牛だ。子牛は夢の中でヒバリとヒョウとともに旅に出て、逆境や犠牲、自己発見を経験し、最終的には自らの足場を見いだしていく。
牛というキャラクターが選ばれたのは、辛の父親が中国の十二支で丑年生まれだからだ。作品に込めたメッセージについて、辛は『観察者網』に対し、「子どもたちは幼い頃から、粘り強く、逆境に負けない性格を身につけるべきだ。少しの困難やいくつかの挫折、さらには不公平な扱いを受けたくらいで、打ちのめされてはいけない」と語った。
本誌は大連璟園文化影視伝媒にコメントを求めている。
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