[モスクワ 19日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は19日、西側諸国による制裁などの外圧のほか、ウクライナによる産業やインフラへの攻撃にもかかわらず、ロシア経済は緩やかに成長しているとの見解を示した。

プーチン氏は、テレビ中継された閣僚や財界幹部らとの会議で、ウクライナによる攻撃は「重大な結果をもたらしておらず、もたらすことはできない。ただ、損害が及んでいることは明らかだ」と述べた。

ウクライナは7月18日以降、ロシアの通販大手ワイルドベリーズの20カ所以上の倉庫にドローン(無人機)攻撃を仕掛けており、爆発や火災によりかなりの被害が出ている。

プーチン氏は具体的な社名は挙げなかったものの、ウクライナによる攻撃で被害を受けた商業用倉庫の再建事業を開始するよう指示。政府が関与して多くの物流拠点を再建する必要があるとし、「損傷した施設の復旧を新たな技術水準で進めることが不可欠だ」と述べた。

2022年2月からロシアの全面侵攻を受けるウクライナは、戦争継続の代償をロシアに負わせることが狙いだとしている。

欧州連合(EU)のカラス外交安全保障上級代表(外相に相当)は今週、ロシアに対する制裁を今後数カ月で拡大する方針を明らかにした。

Reuters Copyright (C) 2026 トムソンロイター・ジャパン(株) 記事の無断転用を禁じます。