[北京 18日 ロイター] - 中国国家気候センターは、観測史上最強となる可能性がある「スーパーエルニーニョ」の発生を予測している。国営中央テレビ(CCTV)が18日伝えた。

・CCTVが同センターの見方として伝えたところでは、赤道太平洋中・東部の海面水温は着実に上昇を続け、11月から12月ごろピークを迎える。史上最強となる可能性のあるエルニーニョ現象が形成される見込み。

・夏の初めから、中国は集中豪雨などエルニーニョの影響を既に受けている。雨帯が重なり合うことで災害が複合化しているほか、強力で活発な台風により風雨が長期化する傾向がある。

・先週には台風13号(ドルフィン)が上陸。太平洋を2週間かけて横断した後、上陸した沿岸部から遠く離れた東部・中部・北部の各地に記録的豪雨をもたらした。

・政府によると、7月の自然災害による死者・行方不明者は318人、直接の経済的損失は85億ドルに達した。

・世界気象機関(WMO)は7月、強力なエルニーニョ現象が今後数カ月間で急速に発達しそうだと指摘し、これまでの予測を上方修正。この現象が世界の気温をさらに押し上げる可能性が高いと警告した。

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