Scott Murdoch
[シドニー 18日 ロイター] - 英フィンテック企業のレボリュートは、競争が熾烈なオーストラリアの住宅ローン市場への参入を検討しており、同市場で支配的なシェアを誇る4大銀行からの顧客獲得を目指している。レボリュート・オーストラリアのマット・バクスビー最高経営責任者(CEO)が述べた。
同社は先月、アジア太平洋地域で初めてとなる銀行免許をオーストラリアで取得した。
4大銀行は、住宅ローンや預金を含む銀行市場の少なくとも70%を支配している。4大銀行ではないマッコーリーは住宅ローン市場に急速に参入し、現在では第5位の規模となった。
バクスビー氏はロイターに対し、「住宅ローン商品への進出は、ほぼ自然な流れだ。オーストラリアではその市場規模が膨大であり、競争もかなり激しい」と語り、「4大銀行はいずれも、住宅ローン市場を主要なターゲットに据えている」とした。
バクスビー氏は、レボリュートがオーストラリアで銀行免許を取得する前から、国際送金や外国為替サービスのために同プラットフォームを利用していた120万人の既存顧客を抱えていたことから、同社は成功するはずだと述べた。
銀行免許を取得後、同社はオーストラリアで普通預金口座とクレジットカードの提供を開始した。
レボリュート・オーストラリアの財務諸表によると、2025年の売上高は7080万豪ドル(5032万米ドル)を記録し、前年比74%増となった。純利益は740万豪ドルに達し、純利息収入は1710万豪ドルで、前年比110%増となった。
レボリュートは15年の事業開始以来、40カ国に事業を展開しており、27年半ばまでに顧客数1億人を目指す計画の一環として、インドでのサービス開始を予定している。