Hiroko Hamada
[東京 18日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比1.62%(1121円71銭)安の6万8098円54銭と、反落した。前日の米株安の流れを引き継いだほか、前日までの連騰の反動で売りが出た。一方、一部のAI(人工知能)関連株が堅調に推移して指数を下支えし、日経平均は下げ渋る場面もあった。
・日経平均は前営業日比0.54%(372円90銭)安でスタートした後、もみ合いが継続。終盤にかけて売りが強まった。指数寄与度の大きい半導体関連株の一角が下落し、相場の重しに。
・TOPIXは一時プラス転換したものの、再び小幅安に転じるなど方向感の乏しい動き。
・個別材料を手掛かりにした物色もみられた。物色面では、金利上昇を背景に銀行株が買われ、地銀株が堅調。
・TOPIXは0.45%安の4165.11ポイントで午前の取引を終了。東証プライム市場の売買代金は5兆3398億8500万円。
・東証33業種では、海運、鉱業、石油・石炭製品など15業種が値上がり。電気機器、非鉄金属、金属製品など18業種は値下がりした。
・東証プライム市場の騰落数は、値上がりが822銘柄(52%)、値下がりは682銘柄(43%)、変わらずは52銘柄(3%)。
<いちよし証券 投資情報部 銘柄情報課課長 及川敬司氏>
「テクニカル面では、日経平均は25日移動平均線を明確に上回っており、安心感がある」
「AI関連では循環物色がみられている。6月までにみられたような熱狂的な上昇は難しいが、目先は着実に水準を切り上げていく展開を想定」
「一方、決算発表が一巡し材料が少ない。足元は米国の経済指標などマクロ環境を見極める局面」