(英文の訂正により3段落目の「7人」を「6人」に訂正します)

[北京 18日 ロイター] - 先週97歳で死去した中国の朱鎔基元首相の火葬が18日執り行われた。中国政府は、政府各機関の本部で半旗を掲げ追悼した。

北京市内では厳重な警備が敷かれ、特に八宝山火葬場へ向かうルート上にある天安門広場や、指導部の居住区「中南海」の周辺で警戒が強められた。

国営新華社通信によると、火葬前、習近平国家主席と政治局常務委員6人(訂正)が黙とうをささげ、3回深く頭を下げた。最近、公式行事に出席していない胡錦濤前国家主席(83)は弔花を贈ったという。

朱氏は1991年から98年まで副首相、98年から2003年まで首相を務め、90年代に経済改革を推進した。急激なインフレを抑え込み、税制と銀行制度を立て直した。国有企業の再編では数百万人の雇用が失われることとなった。

中国の交流サイト(SNS)には追悼の声があふれた。一方、同氏の死を歓迎する投稿も少数ながら見られた。

短文投稿サイト「微博(ウェイボ)」には「リストラされた労働者の子どもとして、今夜は祝杯を挙げなければならない」との投稿が見られたが、後に削除された。別の投稿は、労働者を失業させた「最大の元凶」だと朱氏を非難したが、擁護する声もあった。

姓だけを明らかにした39歳のIT技術者、趙氏は「今も朱氏をとても懐かしむ人が多い。心を動かされ涙ぐんでいるような人もいた」と述べた。朱氏の死去により、中国が改革開放を始めて間もなく、経済が急成長していた20年前の感情がよみがえったという。

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