[17日 ロイター] - 11月の米中間選挙を巡る賭けの金額が既に1億3300万ドルに達し、2024年の連邦議会選挙時の総額9240万ドルを上回ったと、非営利団体ACDCが17日に明らかにした。
同団体は、賭けの活動が24年と同じペースで加速すれば、26年中間選挙を巡る賭け金総額は16億ドルに達する可能性があると予測した。
このデータは予測市場の急成長を浮き彫りにしている。個人投資家や機関投資家の利用拡大により、政治・経済やポップカルチャーなど現実世界の出来事を対象に賭けができるポリマーケットやカルシといったプラットフォームに利用者が集まっている。
急速な成長に伴い、規制当局の監視も強化されている。これらのプラットフォームを巡っては、実質的にギャンブルに等しいとの批判がある。
一方、予測市場企業やトランプ政権は、これらはギャンブルプラットフォームではなく金融市場で、契約を通じて利用者はリスクをヘッジしたり、将来の出来事に関する自らの見方に基づいて取引したりできると主張している。
ACDCはカルシ、ポリマーケット、ポリマーケットUSの3つのプラットフォームで8月10日までのデータを用い、26年米下院・上院選に関連する7466の市場を分析した。その結果、主要プラットフォームが中間選挙を巡り開設した市場の数は24年の16倍に上ることが分かった。
ACDCの研究員ミシェル・ケンドラークレッチ氏は「2024年と比較してカバー範囲は爆発的に拡大している。今や国内のほぼすべての議席について、複数の市場が開設されている」と述べた。
ACDCの共同創設者兼ディレクター、デービッド・シャコニー氏は声明で「支持表明や演説といった結果を対象とする市場はインサイダー取引の余地を生む。また、結果が異なる方向に出た場合、予測市場のオッズは選挙への信頼を損ないかねない」と述べた。
ポリマーケットとカルシはACDCの分析に関するロイターのコメント要請に直ちに応じなかった。