[17日 ロイター] - 全米住宅建設業協会(NAHB)が17日発表した8月のNAHB/ウェルズ・ファーゴ住宅建設業者指数は35と、前月の34から1ポイント上昇した。ロイターがまとめたエコノミスト予想は33だった。

8月は上昇したものの、米国とイランの戦闘に起因する建設コストの上昇のほか、景気先行き不透明感、住宅ローン金利の高止まりを背景に、住宅建設業者の信頼感は引き続き低水準にとどまっている。指数は1年4カ月連続で40を下回ったほか、建設業者が事業環境を良好と判断する目安となる50を2年以上にわたり上回っていない。

現在の販売状況を示す指数は39と、前月の37から上昇し5月以来の高水準を付けた。一方、販売見通しと購買見込み客足を示す指数はともに横ばいだった。

地域別では北東部、南部、西部で改善。中西部は横ばいだった。

NAHBのビル・オーウェンズ会長は「景況感は8月にやや改善したものの、建設業者は建設コストの上昇と広範な経済の不確実性への対応を引き続き迫られている」と指摘。「資材コストはガソリンやディーゼル燃料の価格上昇で押し上げられており、多くの住宅購入希望者が様子見姿勢を続ける中、分譲住宅の建設はなお低調になっている」と述べた。

NAHBのチーフエコノミスト、ロバート・ディーツ氏によると、需要喚起のために値下げを実施した業者の割合が1年4カ月連続で30%を超えた。「住宅建設市場が引き続き弱いことが示された」としている。

平均値下げ幅は6%と、前月から横ばい。建設業者の約3分の2が何らかの販売促進策を実施した。

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