山あいの道路を、車が走っている。前方には白い乗用車、その近くを一台のオートバイが進んでいる。世界中どこでも見ることができる、ごく普通の光景だ。しかし、その光景が一瞬で崩れ去る事故が発生。その様子を捉えた動画がインターネットで拡散されている。

2026年8月3日、中国・雲南省昭通市の水綏公路で、山の斜面から落下した巨大な岩が走行中の乗用車を直撃する事故が発生した。

後続車のドライブレコーダーには、道路を走っていた白い乗用車に岩が衝突し、その衝撃で岩が複数の破片に砕けて道路上に散乱する様子が記録されている。事故現場では乗用車の近くをオートバイも走っていたが、落石の直撃は免れた。

動画を見ると、斜面側から大きな岩が道路へ落下し、乗用車の後部付近に衝突している。その直後、岩の破片が道路の広い範囲に飛散した。近くを走っていたオートバイは破片が散乱する場所を通過している。被害を受けた車の乗員は事故後に車外へ避難し、後続車も現場から距離を取った。

中国紙「新京報」は翌4日、水富公路分局への取材に基づき、車両に損傷が生じたものの人的被害は確認されていないと報じた。また、事故発生後には道路上に残された落石や破片の撤去作業が行われ、8月4日の時点ですでに通行は再開されているという。

事故が起きた時期、雲南省では強い雨に対する警戒が続いていた。雲南省交通運輸庁が7月31日に公表した気象情報によると、8月2日夜から5日の日中にかけて省内の広い地域で強い雨が予想され、昭通市も対象地域に含まれていた。当局は中小河川の洪水、山洪、地質災害などの危険性が高いとして、道路利用者にも注意を呼びかけていた。

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