ヨーロッパは熱波に見舞われており、それに伴い山火事も相次いでいる。各国が消火に追われる中、悲惨な事件が発生した。8月2日、ギリシャで森林火災の消火活動に参加していたヘリコプター2機が空中衝突したのだ。ギリシャ公共放送ERTなどが報じた。

事故現場はアテネ西方、プサタのアギオス・ネクタリオス地区付近。ギリシャ消防当局によると、2機はいずれも民間から借り上げたヘリコプターで、それぞれに2人が搭乗していた。

映像では、2機が低い高度を近接して飛行した後、機体同士が接触している。接触直後、下側を飛んでいたとみられる1機から部品が飛散し、火が出た。その後、主回転翼が機体から離れ、機体は炎上した状態で地上へ墜落した。

墜落した機体には、デンマーク人操縦士とギリシャ人の航空消防調整員が乗っていたという。2人は救助隊によって機体から収容されたが、発見時には意識がなく、病院へ搬送された後に死亡が確認された。もう1機にはイギリス人操縦士とギリシャ人調整員が搭乗しており、2人とも生存して救助された。生存者2人の健康状態は良好で、生命に危険はないと報じられている。

ギリシャのキリアコス・ミツォタキス首相は、厳しい気象条件のなかで活動していたギリシャ人調整員とデンマーク人操縦士の死亡に哀悼の意を表明した。

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