7月5日午前11時27分ごろ、中国・内モンゴル自治区シリンゴル盟東ウジムチン旗満都宝力格鎮の国道331号で、硝酸アンモニウムを運搬していた輸送車両が、別の輸送車両と衝突。炎上の後、大爆発を起こした。中国国営の新華社通信などが伝えた。
その際の動画がネット上で拡散されており、その中では炎上する車両が突然大爆発を起こし、炎ときのこ雲のような煙が立ち上る様子が映っている。
【動画】炎上していたトラックが突然大爆発を起こし、爆風が撮影者に襲い掛かる…2名の命を奪った、激しい炎ときのこ雲が立ち上がるほどの激しい爆発をおさめた動画
新華社通信によると、衝突そのものにより2人が死亡し、1人が負傷した。その後、現場で爆発が発生。爆風によって道路上のほかの車両が損傷し、さらに3人が負傷したという。負傷者4人は全員、医療機関に搬送された。
香港メディア『香港01』は、目撃者の証言として、爆発の衝撃波で路面がひどく損傷したほか、爆発地点から数百メートル後方の車両のドアや窓ガラスが粉々に砕け散ったと、事故当時の様子を伝えている。
高リスク産業における緊急事態管理の知識向上や訓練の認定などを行う非営利団体(NPO)、JOIFFはこの事故を取り上げた7月7日付の記事の中で、運搬されていた硝酸アンモニウムは、肥料や産業用爆薬に関連して使われる化学物質だと説明している。
現地では公安と交通警察が事故状況の確認を進めており、東ウジムチン旗政府は事故調査チームを設置して、事故原因の調査と善後処理にあたっているという。
『香港01』によると、事故が起こったG331号線は中国で2番目に長い国境道路で、全長は約9300キロメートルに及ぶ。遼寧省、吉林省、黒竜江省、内モンゴル自治区、甘粛省、新疆ウイグル自治区の6省区を通過し、運転愛好家の間では「北部の高速道路の王」として知られているという。
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