Hiroko Hamada

[東京 17日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は前営業日比0.74%(506円45銭)高の6万9220円25銭となり、小幅に5日続伸した。人工知能(AI)・半導体関連の一角が堅調で、相場を押し上げた。一方、決算発表が一巡し材料難で上値を追う勢いは限られた。日経平均は戻り待ちの売りに押され、一時マイナスに転じる場面もあった。TOPIXは小幅に下落した。

日経平均は前営業日比0.24%(168円)高でスタートした後、マイナス転換し、前場中盤に0.32%(221円)安の6万8492円04銭まで下落した。前週末まで4連騰していた反動で売りが出たほか、国内の金利上昇が上値を抑制したとの指摘もあった。

後場に入ると売りは一巡し、日経平均は終盤に0.74%(511円)高の6万9225円57銭まで上昇。一部のAI関連株が上げ幅を広げ、指数を押し上げた。セクター別では、内需関連が弱含みとなった。

内閣府が17日発表した2026年4─6月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質(季節調整値)ベースで前期比0.3%増となった。個人消費はわずかながら8四半期ぶりマイナスとなり、「小売関連などの上値を抑えた可能性がある」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれた。

日経平均は底堅さを見せたものの、TOPIXは9営業日ぶりに下落。市場では「前週までのTOPIX8連騰にみられたように、足元の日本株は半導体株以外の銘柄を中心にけん引してきたが、さすがにきょうは小休止となった」(丸三証券の投資情報部長・丸田知宏氏)との声が聞かれた。

目先の日経平均について丸田氏は「地合いは悪くないとみており、戻り待ちの売りをこなしつつ、まずは6万9000円台で値固めできるか見極めたい」と話した。

TOPIXは0.31%安の4184.11ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.31%安の2158.13ポイントだった。プライム市場の売買代金は8兆9492億9000万円だった。東証33業種では、非鉄金属、海運、ガラス・土石製品など8業種が値上がり。パルプ・紙、医薬品、卸売など25業種は値下がりした。

新興株式市場では、東証グロース市場250指数が続伸し、0.72%高の763.46ポイントだった。

個別では、キオクシアホールディングスが15%高と大幅上昇。前週末に決算を発表したシチズン時計は上場来高値を更新。

半導体関連ではアドバンテストが堅調。フジクラや住友電気工業、三井金属も上昇。一方、指数寄与度の大きいファーストリテイリングが小幅安となったほか、ソニーグループ、日立製作所など主力株の一角が売られた。

東証プライム市場の騰落数は、値上がりが627銘柄(40%)、値下がりは890銘柄(57%)、変わらずは39銘柄(2%)だった。

終値 前日比 寄り付き 安値/高値

日経平均 69220.25 +506.45 68882.06 68,492.04

─69,225.57

TOPIX 4184.11 -13.09 4204.36 4,169.75─

4,207.16

プライム市場指数 2158.13 -6.63 2166.13 2,150.74─

2,169.38

スタンダード市場指数 1698.40 +11.30 1693.09 1,689.10─

1,699.48

グロース市場指数 977.93 +7.24 975.17 971.15─97

9.70

グロース250指数 763.46 +5.46 761.90 758.56─76

6.18

東証出来高(万株) 209249 東証売買代金(億 89492.90

円)

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