[14日 ロイター] - 米実業家ジョシュア・クシュナー氏が率いるベンチャーキャピタル(VC)、スライブ・キャピタルが6月末時点で米アマゾン・ドット・コム株を90万4038株、約2億1500万ドル相当を保有していたことが分かった。規制当局に14日付で提出された書類で明らかになった。
スライブは、対話型生成AI(人工知能)「チャットGPT」を手がけるオープンAI、宇宙開発企業のスペースX、オンライン決済サービスのストライプなど、その後各業界を席巻することになった企業へ早期に投資したことで知られる。スライブは公開市場での保有資産を拡大するため、大手ハイテク企業への投資機会を模索してきた。
アマゾンの時価総額は今月3日、初めて3兆ドルを突破した。堅調な決算や、同社のAI投資がクラウドコンピューティングサービスへの新たな需要をけん引しているとの兆候が株価を下支えしている。
スライブが提出した書類によると、同社はデザインソフトウエアを手がけるフィグマ、医療保険のオスカー・ヘルス、カナダ電子商取引(EC)大手ショッピファイへの保有株を維持している。6月末時点でのスペースXの保有株の評価額は32億3000万ドルだった。
スライブは今年早期、初期段階および成長段階のハイテク企業への投資に焦点を当てたファンドを組成するために100億ドル超を調達した。
クシュナー氏は2009年にスライブを設立した。同氏の兄弟であるジャレッド氏はトランプ米大統領の娘婿。