[14日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスは14日、STOXX欧州600種指数の12カ月先目標を695と、従来の660から引き上げた。堅調な企業業績と底堅い経済を要因に挙げた。現在の水準から約5.5%の上昇余地があることを示唆している。

ゴールドマンのストラテジストらはリポートで「欧州の最近の相対的なパフォーマンスは、評価から示唆されるよりも堅調だ」とし、欧州株は米株に比べて割安な一方、配当や自社株買いを通じて比較的高い株主還元を提供していると指摘した。

欧州では、低調な需要の兆しがみられる部門があるものの、エネルギーや素材関連企業がけん引し、ここ数年で最も堅調な決算シーズンになると見込まれる。既に決算を発表した268社の実績と未発表企業の推定を基にしたLSEGのIBESデータによると、STOXX欧州600種構成企業の2026年4─6月期決算で総利益の伸び率は前年同期比23.4%と予想されている。エネルギー供給を巡る懸念はあるものの、STOXX欧州600種指数は年初来で約11%上昇している。S&P総合500種は約14%高。

ゴールドマンは、エネルギーショックの長期化は引き続き大きなリスクだとも指摘した。欧州はエネルギー輸入の依存度が高い。英国のFTSE100種指数の12カ月先目標は11400に引き上げた。現在の水準から約5.8%の上昇余地を示している。

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