Bo Erickson
[ワシントン 11日 ロイター] - トランプ米大統領は11日、先月のトルコ訪問時に米シークレットサービス(大統領警護隊)の指示で秘密裏に搭乗機を変更したことを認めた。その上で、最終的に搭乗した機体の方が大統領専用機「エアフォースワン」よりリスクが大きかったとの見方を示した。
米メディアによると、トランプ氏はアンカラで開かれた北大西洋条約機構(NATO)首脳会議の後、ケータリング用トラックを使って大統領専用機から軍用機に乗り換え、トルコを出国していた。イランによる暗殺の脅威を受けた異例の措置だったという。
ホワイトハウスは機体変更を公表せず、米紙ワシントン・ポスト(WP)が10日に初めて報じるまで秘密にされていた。一部メディアの評論家はこの対応を巡り、大統領が搭乗していると思われていた機体に乗ったトランプ氏の側近や記者団が危険にさらされたのではないかと疑問を呈した。
トランプ氏は「実際、私が乗った機体の方がリスクは大きかったと思う」とし、「そちらの機体の方が、彼らが狙う可能性が高いと思われるため、より大きなリスクにさらされていたと思う」と記者団に述べた。
交流サイト(SNS)でトランプ氏がケータリング用トラックに隠れる姿を風刺するミームが広がる中、イメージを重視する同氏は、シークレットサービスの指示に従っただけだと説明した。
「全てはシークレットサービス次第だ。私はただ彼らのやりたいようにする。だからシークレットサービスと軍に従う」と述べた。
その上で「脅威があったのだと思う。それについて詳しくは尋ねなかった。私は多くの脅威にさらされている」と語った。