[10日 ロイター] - 英たばこ大手インペリアル・ブランズがコスト削減に向け、米国や欧州を含む主要市場で数千人規模の人員削減を準備していると、ブルームバーグが10日、事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。
• 報道によると、削減の第1段階では、米国、ドミニカ共和国、プエルトリコを担当する子会社ITGブランズの人事、財務、調達・サプライチェーン部門の従業員が対象となる。
• 第2段階では同子会社の法務、マーケティング、インサイト・インテリジェンス部門が対象となる。影響を受ける従業員には4月に通知され、削減は年半ばに始まる予定だという。
• 同社の広報担当者は声明で「われわれが進めている変更は次第に世界市場全体に影響を及ぼすことになる」と述べたが、影響を受ける人数の詳細は明らかにしなかった。
• 同社は5月、イラン戦争に起因するコスト増について警告していた。たばこ業界全体が従来型たばこの構造的な需要減少と規制面の課題増大に直面している。
• インペリアル・ブランズの2025年末時点の従業員数は世界全体で約2万5800人だった。
• ブルームバーグによると、ITGブランズの一部業務は、年末までに戦略的パートナーである仏キャップジェミニに外部委託される見通し。
• 同社はまた、欧州連合(EU)の関係機関とも人員削減計画について協議しているという。