Pavel Polityuk
[キーウ/キシナウ 10日 ロイター] - ウクライナは、海上輸送よりも安全な輸出手段として、モルドバ経由の鉄道による穀物輸送を検討しており、モルドバ当局に運賃の割引適用を要請している。関係筋が10日、明らかにした。
黒海を経由してルーマニアへ向かう「安全回廊」を含むウクライナの港からの輸出は、ここ数カ月、ウクライナの船舶や港湾インフラに対するロシアの攻撃の激化に直面している。
両国の関係筋によると、ウクライナ政府は正規運賃の50%割引で、自国産穀物をモルドバ経由でルーマニアのコンスタンツァ港まで輸送したいと考えているという。
ウクライナの業界関係の高官はロイターに対し、「われわれは現在、関心のある荷主から潜在的な輸送量に関する情報を収集している。情報収集はまだ完了していない」と語った。
モルドバ鉄道の関係筋によると、ウクライナ側は協議の中で50%の運賃割引を求めた。これに対してモルドバ側は、輸送するウクライナ産穀物の数量の保証を提示するようウクライナに求めたという。